大学職員が主観で物申す。

大学業界ってどんな感じ?働いてみたいけど、情報がない。そんな方必見です!

私立大学職員のイメージと現実とのギャップ3選!!

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(2019/6/10更新記事)

 

 大学職員ってどんなイメージがありますか?民間企業と違ってノルマに追われない業界、公務員体質とかとかイメージとしてはのんびりしてて穏やかな職場であると思われているかと思います。

 そんな大学職員の実態、本当にそうでしょうか。

 

 何を隠そうこの私も、そうした職業だと思って就職しましたWWW

 

まったり高給!

休みも取れて福利厚生バッチリ!!

年収は一千万!!!

 

 なんというゆとり思考。

 恐るべき野心のなさWW

 まあ現代っ子はこんなものなのではないでしょうか。私もアラサーですが、就職当時は商社・金融で稼ぐよりも休み欲しさに大学職員を目指したのです。

 ほ、ほかに拾ってもらえなかった訳ではないよっ!

 

 無駄話はそのあたりにして、実際に職員になった後に感じたイメージと現実のギャップをお話したいと思います。

 

 

のんびりしているのは一部だけ

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 そりゃそうなんですよ。

 みんながみんなのんびりしてたら組織は動かないですし、裏を返せばどんな業界にものんびりしている人はいることでしょう。

 しかしですね、大学の場合はひどいWWWW

 

 コホン。いきなり愚痴になってしまってすみません。

 しゃかりきに働きまくっている人と普通の人とのんびりしている人の割合を比べてみるとこのようになります。

 しゃかりき:2

 普通   :4

 のんびり :4

  私の感覚の一般企業ののんびりって1割ぐらいだと思うんですよ。窓際部署とかご病気された方を少し休ませる部署とかそんな感じのイメージです。ところが、大学ではおよそ4割の人がのんびりと過ごしております。(※あくまでうちの話です)

 何をやっているのかというとそれは人それぞれです。ずっと離席してふらふらしてる人とかしゃべりまくリングボンバーな人とかネットショッピングしてる人とか動画見てる人とか。あとは単純に仕事が技術的に全然できない人もいますね。これは一般の感覚だと非常に驚かれますが、「excelって何?」レベルで「昔は手書きだったからよ~。」みたいなやーつです。

 こんなへんてこりんな組織を支えているのは2割のしゃかりき働きマンです。彼らは恐ろしいほど働きます。気も利くしなんで大学にいるんだろう。商社にいたら1000万なんてすぐ稼ぎそうなのにと思うほど優秀な人たちです。しかし曰く「馬鹿言うなよ。ここにいるから輝けるんだよ。」と口を揃えます。

 かっけえええええええ!!

 言ってみたいですよそんなこと。私は勿論4割の普通職員(のんびりではないと思いたい)なので、それなりに頑張っています。

 イメージとのギャップという程あまり差はありませんが、社会を甘く見ていたので、自分ものんびりできると思っていました。しかし大学を取り巻く厳しい状況を目の当たりにすると、若い職員ほどのんびりは出来ないように感じることでしょう。大学職員を目指す方、しゃかりき働きマンになろうね!!

 

オワコン業界

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 2018年問題ってありますよね。18歳人口ががくっと落ちて、その後も低調が続くってやつです。日本には大学が750ぐらいあるんですけど、地方の大学は既に定員割れを起こしている中で、この18歳人口減少は大学業界に更なるダメージを与えることが予想されます。政府が色んなこと考えて定員管理を厳格化して対応に回っていますが、それでどこまで延命できるのか・・・。

 しかしオワコン業界は言い過ぎですねWW

 斜陽産業に置き換えましょう。

 私の勤める某私立大学は短大を併設していたのですが、なんと就職したタイミングで短大はなくなってしまいましたOrzガーン

 倍率も1.0あたりを上下しており既に偏差値云々の世界ではなくなっていたことや世間における短大需要の減少もあって、廃止に踏み切ったようです。就職した当日に社員総会みたいなのがありまして、新卒初日ですよ、いきなり「短大やめまーす。」なんてトップからお話があったものですから一気に真っ青ですWW

 もちろんこんなにあっけらかんとは話していませんでしたが、まったり高給人生勝ち組気分でいたものですから、初日から危機感MAXで社会人生活がスタートすることになってしまいました。こういう理由から『まったり高給』なイメージとはおよそ乖離した、なんならつぶれる(統合)こともある不安を抱きながら勤めていかなくてはならない、決して安泰ではない業界であると言うことが出来ます。

 

2019/6/10追記 下記の記事に大学業界が直面する2018年問題について記載しています。よろしければこちらもご覧ください。)

 

t-uni.hateblo.jp

 

思ったほど休めない

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 これは「1.のんびりしているのは一部だけ」というところに共通する部分もあるかもしれませんね。福利厚生は確かにばっちりなんですよ。年間休日だけでいうと、130日近くはあるんじゃないでしょうか。夏休みだけで20日、年末年始や創立記念日など多くのお休みがもらえます。

 ここに関してはサイコーです!

 家族と過ごす時間もたくさん作れますし、趣味ややりたいことに没頭することが可能です。同僚の中には一か月丸々休んで旅行したりゴルフを練習しまくってセミプロぐらいまでなった方もいます。

 しかしです。それは先ほどのお話と一緒で、ごく一部なんですね~WWW残念っ!!!(古い)

 うちの大学では部活動の顧問を兼任するケースが多々あります。運動部と文化部どちらかあるいは両方の面倒を見ることができるのですが、もうお気づきですね。そこに関わると

 休みはなくなりますWWWW

 やっほーい^^^

 私も運動部のスタッフに名を連ねておりますので、試合合宿同行を含めると一か月休みなしで勤務することも可能です^^^スゴーイ

 そりゃ選手の成長や学生対応等では触れることのできないところで関わることができるのは無上の喜びではあります。例えば大学スポーツで話題性が高い物はダントツで駅伝、その次に野球ですかね。プロになった後も「お世話になりました」と言って顔を出してくれる方も大勢います。大学職員冥利に尽きますよ、本当に。

 ただ現実問題として考えた時に、みんながみんな部活動が大好きで大学に尽くしたい人ばかりではないですよね。するとどうでしょう。結局一部のシャカリキ働きマンがこういうところでも頑張っちゃうですよ。シャカリキ以外にも部活動の数は多いので、若手が順当に割り当てられていきます。かくいう私も強化団体のスタッフをしているので、夏休みはありません!テヘッ

 これが中々難しい問題なんですよね~~。私も携わらせて頂いているので喜びや感動もその分あります。そこは有難い限りです。しかしですね、大学職員という仕事に共通して言えることですが、個人の情熱に依存する仕事の仕方が横行しているんです。その最たる例ですね。この部活動顧問問題は。

 

4.終わりに

 いかがでしたか。大学職員象とのギャップ、ご理解頂けましたでしょうか。これはあくまで私の話、私の職場の話ですので業界全体に当てはまることではありません。

 入職して現実に絶望して退職していく。このような悲劇を避けるためにも、極力情報(偏ってはおりますが)を発信していきたいと思います。実際私の親しかった先輩も徐々に病んで行き、ついには辞めてしまいました。一度は職場を恨みましたね。せっかくご縁があって出会えたのに、一部ののんびりが働かないしわ寄せが来たわけですからね。それもまた大学職員の現実です。

 

 以上、独断と偏見バリバリの主観で「大学職員の現実とのギャップ」について物申してみました。