大学職員が主観で物申す。

大学業界ってどんな感じ?働いてみたいけど、情報がない。そんな方必見です!

大学職員になるにあたって必要な心構え3選!!!

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 2018年問題と言われ続けていましたが、ついに令和の時代に突入しましたね。少子高齢化がもたらす社会問題は当然のように大学業界にも影響を与えます。それでなくとも旧態依然とした体制が続いている大学業界が、今後どうなっていってしまうのか。これから大学職員を目指す方も気になっているのではないでしょうか。

 そんな方々に向けて、大学職員になる(目指す)上で必要な心構えを主観丸出しでお話ししていこうと思います。

  まず初めに「2018年問題についてご説明しなくてはいけませんね。端的に言えば日本の18歳人口に関する問題です。もう過ぎてしまったことではありますが、大学業界は常に18歳人口を意識していますので、知らないわけにはいきませんよ。

ja.wikipedia.org

 

 はい、いかがでしょうか。

2018年以降より18歳人口は減少する[1]と推計されており、2018年以降の大学進学率はさして伸びないであろうと予想されていることから、2018年以降の大学進学者数は18歳人口の減少とともに下がるであろうというのが2018年問題というわけである[2]「2018年 問題-wikipedia」より抜粋)

 

 貼り付けたリンク先から引用しています。要するに、

 

「大学の最大顧客である18歳人口が大きく減少に転じてしまう!」

「さらにはその後下がり続けてしまう!」

 え、おれらヤバいやん(焦)ってことです。

 

 しかしご安心ください。いえ、実際ヤバいんですが、文科省等々親方日の丸も「こりゃやべーな」ってことで色々と方策を打ち出しており、各大学も必死のパッチ(古い)で何とか乗り越えようとしています。

※このことはまた別記事でご紹介します。

 

 さて、ここからようやく本題に入ります。そんな危機的な状況が大学を取り巻いている中で、どのような心構えで就職活動を行い、そして大学業界に飛び込んでいけば良いのでしょうか。

 

 

厳しい時代であることを自覚する

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 もうのんべんだらりで昼寝してても一千万もらえる時代は終わったんです。どんな時代WWW

 しかし本当にもう待ったなしの状況が目の前に広がっています。上述のとおり、我々大学業界は生き残りをかけて必死に戦っています。まずはその状況を理解して頂かなくてはいけません。厳しいことを言うようですが、

「定時で毎日上がって楽できそうー」とか「大学に入職決まったら人生上がりだー」とかいう考えは通じません!!(ッドン❕)


 正直、中堅・ベテラン職員の方々でも楽したい考えの人はいます。しかし、そういう人たちは改革派から煙たがられてしまい肩身が狭い思いをしていると思いますよ。もちろんワークライフバランスはありますので、倒れるまで働けってことではありません。しかし、繰り返しになりますが、

もうこれまでのような楽な業種ではないということは強調しておきます。

 

縁の下の力持ちではない

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 これも上述の厳しい時代であることに関わっています。大学の事務職員ってどうも地味ですよね。急に何言ってんだWWW

 勉強を教えてくれる教員と比べて実際何やっているかわからないし、ずーっとパソコン見てるけど、youtubeでも見てるのか?態度も悪いしって思いませんか?実はそんなことはないんです。特にこれからの時代、大学の主役はひょっとすると事務職員かもしれませんよ?

 

「さすがに主役は言い過ぎでしょ~?」

 

 そんなことはないんです。なぜならば、大学教員の仕事が『教育サービスの実施』と『研究』にあることに対し、事務職員の仕事は『学生サービスの実施』と『大学運営』にあると言えるからなんですね。

 

ー大学運営ーー。

 カッコ良い響きですな~(笑)

 大学の方向性を決めたり、「この分野でおれたちは頑張っていくぜ!」みたいな大方針を打ち出すのは理事長や学長のポリシーに依存することとなりますが、その下で実際に実務を行っていく存在こそが事務職員なんですね。

 

「じゃあ、言われたことをやるだけじゃん。」


 そんなことはないんです(二度目)。あくまで経営者が打ち出すのは大方針であって、例えば「留学制度もっと力入れてくぞ!」とか「うちの学生数字に弱いなぁ。みんな簿記3級取らせろ!」とかそれぐらいの規模感です。そうすると、実際に「どう留学制度を充実させるか」や「どうやったら数字力が身につくのだろう」といったことを考えて、実行していくことこそが事務職員の仕事なんです。このことを『大学運営』と書かせて頂きました。どうですか?デカい仕事だと思いませんか?ぶっちゃけ、カッコ良くね?!

 

 ここまできたら見出しもご理解頂けると思います。事務職員は決して「縁の下の力持ち」ではありません。確かにそういう場面もあるかもしれませんが、教員の先生方もご自身の研究と学生への指導で手一杯の状態です。事務職員は先生方と力を合わせて大学をより良い方向に変えていく大事な存在なんです。

 

常に学ぶ姿勢で前に進んでいこう

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 これは当たり前のことですね。というか、他の職業の方々にも当てはまることだと思います。しかし、こと大学職員に関しては、異動が転職とも言えるほどに仕事内容が変わります。例えば、普通の会社にもある部署として法人部門があります。総務・人事・経理・広報といった分野ですね。そのほか、皆さんの大学の事務機構図をご覧頂ければと思いますが、法人部門の他にも下記のような部署があったりします。

 

◇教務部門(履修相談やカリキュラムに関すること)

◇研究所管理部門(研究所の管理や事務処理など)

◇学生部門(部活動や奨学金、寮の管理など)

◇国際部門(留学に関する事務)

◇就職部門(就職相談や学生のキャリア形成をサポート)

◇入試部門(入試実施やオープンキャンパスなど)

◇図書館部門(図書館の運営)

◇システム部門(学内ネットワークの管理など)

 

 仕事の幅広すぎWWWWW

 私なんか法人部門でしか仕事をしたことがないので、他の部署の専門的な話は全くわかりませんよWWW

 しかしこれが現実なんです。ここが一般の会社さんと違う大きなポイントとも言えるかもしれませんね。ご自身が専門職でもない限り、例えばシステムにめちゃめちゃ強いとか珍しい言語話せるとか、ない限りは普通にキャリアパスで色々な部署で働くことになります。そこで「この仕事わかんなーい」なんて言っていられません。どの分野でも大学は前に進むために日夜改革・改善に取り組んでいるのです。異動をしても常に活躍する人材であるためには、日ごろの勉強や勉強する姿勢が不可欠です。

 

 

・おわりに

 

 いかがでしたでしょうか。かなり厳しめに書いておりますが、大学が置かれている厳しい現状についてご理解頂けたかと思います。しかし我々はその状況を乗り越えていかなくてはなりません。業務の幅も広く、苦労は非常に多いですが、常に前に進んでいかなくては大学の未来はないのです。

 しかし辛いことだけではないはずです。幅広い業務知識を身につけ、自分自身の成長につながることはもとより、自分が作った制度やツールを使って、実際に学生が成長していく様を目の当たりにすることはこの上ない喜びであるように思います。それこそ大学職員の醍醐味と言えるでしょう。これらのことを心に留め置いて、大学業界に飛び込む心構えとして頂けますと幸いです。

 

 以上、独断と偏見バリバリの主観で「大学職員になるにあたって必要な心構え」について物申してみました。