大学職員が主観で物申す。

大学業界ってどんな感じ?働いてみたいけど、情報がない。そんな方必見です!

複数キャンパスを持つ大学で働くってどんな感じ?転勤とかあるの??

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 キャンパスを複数持つ大学ってありますよね。1,2年生の頃はAキャンパスで、3,4年生になったらBキャンパスに通うことになっていたり、理工学部はずっとCキャンパスとか色々なパターンがあります。

 そうすると働く側も色々なパターンで組織づくられている中で働いていくことになります。今回は複数キャンパスを持つ大学で見られる働き方についてお話したいと思います。

 さて、まずもって一つのキャンパスかあるいは複数のキャンパスを持つかの話をする前に、「法人が独立している場合」を除外しておきます。「法人が独立している場合」とはどういうことかというと、例えば、複数の学校を抱えているケースですね。大学だけでなく、短大や高校、中には幼稚園や小学校まで揃っていることがありますよね。いわゆるエスカレーター式で進学できるあれです。

 こうしたケースでは、複数の学校でそれぞれ法人機能を持つとあまり効率がよくありません。そこで、法人機能(総務・人事・企画・経理・広報など)を集約していることが多いのです。ですので、この項では「法人が独立している場合」を除外して複数キャンパスを持つ大学での働き方についてお話をして参ります。

 

 

キャンパス事務室型

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 あ、色々と解説して参りますが、これらの名称は私が勝手に付けているものですWWW

 

 さて、キャンパス事務室型」とはいったい何かと言いますと、メインキャンパスAと小さいキャンパスBがあるような大学で見られる形態ですね。私の拙いエクセルで作った図をご覧ください。主観丸出し大学(笑)は文学部から教育学部まで揃えた文系総合大学であると同時に、Bキャンパスにおいては理系の分野も持つそこそこの規模を持つ大学のようですね。

 農学部や工学部系などは広い敷地が必要であるため、郊外にキャンパスを持つパターンが多く、主観丸出し大学でもそういう設定です。

 この形態で良く見られるのは、メインキャンパスAに法人機能をはじめ多くの主要事務組織が集中しており、もう一方はというと、「Bキャンパス事務室」みたいな形で小規模の何でも屋さん集団がいるパターンです。特筆すべき点としては、メインキャンパスのほうが法人部門・学生部門と組織分化されているのに対し、こちらは人員も少ないですし、窓口が一本化されていたりと分化されていません。また、私の例では学部でキャンパスを分けていますが、冒頭のように、1,2年生はBキャンパスのような使い方をしている場合は、更に人員が置かれず、施設系・システム系程度しか置かれていない場合もままあります。

 この「キャンパス事務室型」では、学校法人の企画・経営や留学プログラムなどの大掛かりな業務は発生しないことが多いです。しかし一方で、置かれている学部の研究に関しては特化して推進されている場合があるのも特徴ですね。配属についても大学によりけりですが、転勤希望を聞くところや当たり前のように組織異動するところ、あとはメンタル面で不安がある場合の療養に使われることもあります。

 

学部事務室型

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 はい、こちらは見てのとおり、メインキャンパスと呼べるほど大きいものはなく、各学部が各地に点在するパターンですね。まあ、Dキャンパスは少し田舎、都心から離れたところにありそうな感はあります。

 こういう場合は大変ですよ!(いきなり何)

 先ほどのケースほど出先感はありません。すなわち名前のとおり、学部事務室体制を敷いているとすると、各学部に法人機能、学生窓口がありますので、イメージとしては縦割りな組織となっています。どういうことかというと、「法学部総務課」「経済学部教務課」などと名刺の肩書で考えるとわかりやすいでしょうか。学部ごとに事務室が置かれているので、学部一体の事務機構としてトップダウンの仕事がやりやすい反面、縦割りである分、横のつながりにおいて連携をとることがやや非効率であるかもしれません。あと、キャンパスが地方にも存在している場合は、現地採用を行っていない限りは、基本的に転勤があると思って良いです。「大学職員=異動がなくて良い」と考えている方にとっては、ここが一番ネックになるかもしれませんね。

 規模の大きい大学で見られる事務機構図ですね。もし大規模の大学で働いてみたいと考えている方は、ホームページにある機構図を見て、仕事のイメージを掴むのも良いかもしれません。

 

サービストップ型

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 さあ主観丸出し大学も出世しました。都心に窓口が出来ましたねWWWWW
笑っている場合ではありませんね、失礼いたしました。こういうケースは非常に学生サービスに重きを置いていて、素晴らしいですね。よっ!大統領!!丸大!(ついに略し始めた)

 グラウンドのほうを見てみるとわかりやすいでしょう。学部はAキャンパスにしかなく、体育の授業や運動部が使用するグラウンドが他のところにあるケースですね。グラウンドには専任職員が置かれることはあまりなく、あったとしても施設系現業職員が1名とかそのレベルですね。あとは部活動の指導者が出勤するメインの職場ということになります。

 都心窓口のほうは、例えば首都圏以外にキャンパスを持つ大学が、東京駅や新宿駅といった都心のターミナル駅にオフィスを一室借りて、就職支援のための窓口を設置しているパターンですね。なのでキャリアセンターの一部が出張所的に出ている場合であり、証明書の発行なども行っています。専任職員がいる場合もあれば、委託の場合もあります。これを持っている大学は、とても優良な大学であると個人的に思っています。

 

 

 

 

・おわりに

 

 いかがでしたでしょうか。複数キャンパスを持つ場合には、その規模の大小、展開の仕方で色々なパターンがあることがおわかりいただけたかと思います。実際働くとなった場合に、これらはご自身の生活に大きく関わってきますので、知っておいて損はないと思いますよ。

 

 単一キャンパスだと思っていても、意外と出先部署があったりもしますので、大学を職場として選ぶ際にはひとつの選考基準としてみても良いかもしれません。

 

 以上、独断と偏見バリバリの主観で「複数キャンパスを持つ大学で働く」について物申してみました。